令和5年3月29日（水）に岡山市役所本庁舎にて表彰式が執り行われました。

事業の内容：事業は大きく分けて①専門職との同行訪問②事業所の評価という2つの内容からできています。岡山市が定めた評価指標を達成した事業所には表彰状を、またその中でも特にご利用者様の状態が維持・改善した度合いの高い上位10事業所には岡山市長から直接表彰状の授与と奨励金の付与が行われます。

事業の概要：訪問介護サービスにOT・PTや歯科衛生士、管理栄養士といった様々な専門職の方に同行していただき、ご利用者様を見ていただいた上で専門的な視点からご利用者様の状態維持・改善につながる助言をヘルパーさんに伝えていただくものです。

ご利用者様の状態を見る為には幅広い知識や専門的な視点が必要です。その為には介護職が多職種と連携して様々な視点からご利用者様を見る事が望ましく、国は「生活機能向上連携加算」の創設等で取り組みを後押ししようとしていますが、十分に進んでいるとは言い難いのが現状です。

岡山市はこの状況を改善する為、「ヘルパーが様々な専門職との連携を通じてより適切にご利用者様の状態を見られる様になること、またその方に合ったサービス提供からご利用者様の状態維持・改善に繋がること」を目的に、厚生労働省とも協議して令和元年度から本事業を開始しています。

現在、岡山市における訪問介護事業所数は214あります。このような素晴らしい事業を継続していただく為にも岡山市の総合特区事業の主旨をご理解していただき、更により多くの事業所が参加して下さることを心より願っております。

地域の皆様に支えられ、サービス開始から23周年を迎える事が出来ました。

訪問介護インセンティブ事業とは?

https://www.city.okayama.jp/shisei/category/4-12-32-4-6-0-0-0-0-0.html